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伝えたいこと


伝えたいこと

このたびウェッブサイトを立ち上げました。この機会に、国民の安全性にかかわる問題に関して、厚生労働省をはじめ、病院や医師、製薬企業、法律関係者、政府諸機関など関連諸機関の方々に、私の考えを申し述べたいと思います。

「メッセージ」と称してお伝えいたしますが、内容は、とても「深刻な問題」であることをまず申し上げておきたいと存じます。

  • ベンゾジアゼピン系薬剤の危険性に関連して、「2週間から4週間を超えては処方しないように」と、この数十年に渡って専門家から指摘されているにもかかわらず、医師たちは今もなお、何故、不必要な多剤処方を長期間にわたってしているのでしょうか?
  • 私が日本で出会った医師や薬剤師の多くは、ベンゾジアゼピン系薬剤は「中毒性、依存性がない」と何故信じているのでしょうか?
  • 私が初めて会った人に私に起きたことをお話しすると、たいていの場合、「全く同じ経験」をして知り合いを知っていると言われます。これはどうしてなのでしょうか?
  • この系統の薬剤(ベンゾジアゼピン剤)がどのようなもので、何のための薬剤なのか、その害、例えば「中毒性(依存性)」や「副作用・有害作用」に関して、あるいは「減量方法や、離脱(中止)するための方法」、「急な中断が危険であること」などについて、日本の医師のほとんどは患者に情報提供しません。これは何故なのでしょうか?
  • 医原性ベンゾジアゼピン剤中毒による「遷延性離脱症状」や長期に亘って衰弱させる有害作用があることにほとんどの医療従事者は気づいていません。これは何故なのでしょうか?
  • 私が最初に受診した医者が、時代遅れの診断(現代医療でもはや認められない)を使い、それに彼自身の解釈を付け加え、全く不適切な薬を処方することが出来たのは何故なのでしょうか?
  • 私が最初に受診した医師(元耳鼻咽喉科医)は、勝手に「XXX神経科医?」と自称し、処方の理由やその危険性を説明することなしに向精神薬を私に処方できたのは何故なのでしょうか?
  • 日本の法律には違反しているにもかかわらず、処方医と彼の勤務する病院が調剤薬局を指定することが出来たのは何故なのでしょうか?(医療機関は調剤薬局を指定してはいけないのだが…)
  • 私が医原性の「ベンゾジアゼピン中毒」から脱け出そうと助けを求めたて受診した新しい病院の医師は「自律神経失調症」という曖昧な診断名をつけました。まるで科学的根拠がなく、誤解を招くこのような病名をつけることができたのは何故なのでしょうか?
  • 「自律神経失調症」というような、医学的に全く根拠のない、曖昧な用語が、医療界でも法律的にも、まともなものとして認識されているのは何故なのでしょうか?
  • 国際関係でのキャリアを求めて、可能性に満ちた若者として来日しながら、私は「薬物中毒」という恐ろしい出来事によって再起不能となり一生を棒にふる結果になってしまいました。このような事態は、いったいどうして起きたと考えればよいのでしょうか?
  • 建築業者や、業種によっては、危険物を扱う専門家には、そのために特別なライセンスが要求されます。ところが、医療においては、それらについて十分な知識を持たない医師がベンゾジアゼピン系薬剤という危険物を自由に処方できるのは何故なのでしょうか?
  • 国際麻薬統制委員会(INCB)の 2010年報告書によると、日本におけるベンゾジアゼピン系「抗不安薬(anxiolytic)」の平均消費量は、欧州各国の多くよりも少ないものの、アジアの中ではイランに次いで最も多いと記されています(35頁、Figure 20参照)。
  • 日本のベンゾジアゼピン系「催眠鎮静薬(sedative-hypnotic)」の平均消費量は、ベルギーを除くと世界のどの国よりも多いとされています(39頁、Figure 26参照)。
  • わずか2週~4週間の最小限の処方量でさえ薬物依存が生じ得ることを考慮すると、そのかげで、非常に多くの人たちが、「不必要」な処方に苦しんでいる事が一目瞭然の筈です。これは個人的な問題だけではなく、その人の家族全員への影響、職場の方々全員への影響、ひいては、社会全体に悪影響をおよぼすことになります。なのに、このような事態は一向に変わる様子がありません。これはいったい、何故なのでしょうか?
  • このような問題が存在すること自体が認識されもせず、問題の規模の実態の調査もなされる様子もなく、長期に亘る影響や後遺症に関する充分な調査研究が実施されることもなく、また薬害に苦しむ人に対するサポート体制(離脱クリニックや入院設備など)もないまま、このような深刻な問題が闇に葬られようとしています。たいへん悲しむべきことであります。
  • 全ての問題がそうであるように、まず「問題が実際に存在すること」を認めることから始めなければなりません。また、全ての問題がそうであるように、それらは上層部の考え方から生じます。従ってこの様な状況が発生することを可能にしてきた政府が、その責任の多くを取るべきと考えます。
  • 政府は、国民つまり「納税者」に公共サービスを提供するためにあります。これら「処方薬依存症」に纏わる問題は即刻、遅滞なく「警告」、「改善」を必要とする深刻な問題になっています。

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