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アシュトン教授/アシュトンマニュアル


    

重 要

このマニュアル内で示された離脱スケジュールは単に“一般的な指針”を示すために作成されたものであることを、あなたの処方医に伝えることが大切です。離脱の経験は人それぞれで、同じものがない。離脱の経過は多くのファクター(要因)に影響されるからです。

西洋人と東洋人には遺伝的な違いがいくつかあります。そのため、置換薬として推奨しているジアゼパムが合わない人が一部にいるとも言われています。個人的な要因に応じた対応は大切です。

 

 

アシュトンマニュアル

世界的な専門家、ヘザー・アシュトン教授によって書かれた、ベンゾジアゼピン系薬剤と離脱法についての解説書。

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注 記

アシュトン教授からは、スマートフォンからもマニュアルを閲覧しやすいように、当サイトにHTML版を掲載することについて許可を貰っています。

 

 


 

 

ヘザー・アシュトン教授(医学博士、英国内科医師会フェロー)について

クリスタル・ヘザー・アシュトン(Chrystal Heather Ashton 医学博士、英国内科医師会フェロー)は英国、ニューカッスル・アポン・タイン大学名誉教授(臨床精神薬理学)。

アシュトン教授は、オックスフォード大学を卒業し、1951年に生理学において第一級優等学位(BA)を取得。1954年、医学士(BM、BCh、MA)取得。1956年、大学院にて医学博士号(DM)取得。1958年、ロンドンで英国内科医師会会員(MRCP)の資格取得。1975年、ロンドンで英国内科医師会フェロー(FRCP)に選出。同年にはまた、英国国民医療保健サービス(NHS)の臨床精神薬理学顧問に就任。1994年には、同NHSの精神医学顧問にも就任した。

1965年以来、ニューカッスル・アポン・タイン大学にて、最初は薬学部、そして後に精神医学部門で、研究者(講師、上級講師、准教授、教授)および臨床医として勤務してきた。専門研究分野は向精神薬(ニコチン、大麻、ベンゾジアゼピン、抗うつ薬やその他)の人間の脳や行動に及ぼす影響であり、現在もその研究を続けている。主な臨床業績は、1982~1994の12年間、ベンゾジアゼピン離脱クリニックの運営にあたったことである。

現在、ノースイースト薬物依存評議会(North East Council on Addictions [NECA])とその実行委員会に携わっており、以前は副委員長を務めた。現在もカウンセラーにベンゾジアゼピン問題についての助言を続けており、ブリス トル地区トランキライザープロジェクトの支援者でもある。1980年代には、英国のベンゾジアゼピン訴訟において包括専門家として関わり、英国の被害者組織、トランキライザー被害者の会(Victims of Tranquillisers [VOT])にも関わってきた。また、英国下院保健医療特別調査委員会(House of Commons Health Select Committee)にベンゾジアゼピンに関するエビデンスを提出している。

アシュトン教授は、専門誌や書籍(分担執筆も含む)に、約250の向精神薬に関する論文を発表し、そのうち50以上がベンゾジアゼピンに関するものである。様々な政府系委員会に、喫煙、大麻、ベンゾジアゼピンに関するエビデンスを提出している。また、英国、オーストラリア、スウェーデン、スイス、その他各国でベンゾジアゼピンについて招待講演を行なっている。

アシュトン教授の連絡先:

Department of Psychiatry
Royal Victoria Infirmary
Newcastle upon Tyne
NE1 4LP
England UK


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Professor C Heather Ashton


 

 

アシュトン教授やベンゾジアゼピンについてもっと知りたい方は、
http://www.benzo.org.uk をご覧ください。

 


 

 

お知らせ

As stated on the above website:
Please be advised that Professor Ashton is now fully retired and no longer based at Newcastle University. She is therefore unable to deal with personal email enquiries with regards to benzodiazepine-related problems.

 

 

注 意

  • 当サイトで示されたいかなるアドバイスも、ベンゾジアゼピン中毒(addiction)および離脱に精通した医師が提供するアドバイスの代わりとすべきではありません。
  • したがって、ここに示された情報の使い方については、常にあなた自身の責任において行なわれなければいけません(免責条項参照)。
  • いかなる薬剤も突然断薬することがないようにしてください。何らかの変更を検討する場合は、常にあなたの処方医に相談して下さい。

 

 


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日本語訳について

このサイトの主要言語は英語です。裁判で使用された日本語の原文を除き、日本語はすべて翻訳となっています。

その翻訳は私自身を含む複数の人によって手がけられました。従って、品質やスタイルなどに違いが見られます。

私の母国語は日本語ではありませんので何卒ご理解いただきたくお願い致します。その結果として、日本語が不自然に響く箇所があるかと思いますが、どうぞご了承ください。

ジョン・マースデン

「もし何かの薬を飲み続け、それが長い長い災難をもたらし、あなたからアイデンティティをまさに奪い去ろうとしているのなら、その薬はベンゾジアゼピンに違いない。」

ジョン・マースデン医師
ロンドン大学精神医学研究所
2007年11月1日

フィリップ・ウーラス

「我々の社会において、ベンゾは他の何よりも、苦痛を増し、より不幸にし、より多くの損害をもたらす。」

フィリップ・ウーラス下院議員
英国下院副議長
オールダムクロニクルOldham Chronicle (2004年2月12日)

ヴァーノン・コールマン

「ベンゾジアゼピン系薬剤はおそらく、これまでで最も中毒性の高い薬物であろう。これらの薬を大量に処方してきた途方もなく大勢の熱狂的な医師達が、世界最大の薬物中毒問題を引き起こしてきたのだ。」

ヴァーノン・コールマン医師

薬という神話 (1992)

デイヴィッド・ブランケット

ブランケット下院議員、ベンゾジアゼピンについて語る。

「これは国家的スキャンダルである!」

デイヴィッド・ブランケット(英国下院議員)
1994年2月24日

マルコム・レイダー

「ベンゾジアゼピンから離脱させることは、ヘロインから離脱させるよりも困難である。」

マルコム・レイダー教授
ロンドン大学精神医学研究所
BBC Radio 4, Face The Facts
1999年3月16日

ポール・ボーテン

この気の毒な問題に取り組む全ての関係者は、トランキライザー被害者の為に正義を提供するよう努めるべきである。

ポール・ボーテン(英国下院議員), 1994年

アンドルー・バーン

「ベンゾジアゼピンを飲むと災難がやって来る。」

アンドルー・バーン医師
オーストラリア, NSW, レッドファーン
ベンゾジアゼピン依存 (1997)

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