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東京高等裁判所 判決

注 記

  • Evidence articles with the prefix “Koh” are items submitted by the claimant.
  • Evidence articles with the prefix “Otsu” are items submitted by the defendant doctor.
  • Evidence articles with the prefix “Hei” are items submitted by the defendant hospital.

 

 

平成23年2月7日判決言渡 同日原本領収 裁判所書記官 坂本香織

平成21年(ネ)第4966号 損害賠償請求控訴事件(原審・東京地方裁判所平成19年(ワ)第14582号)

口頭弁論終結日 平成22年11月15日

 

 

判 決

 

XX XXXXXXXXX XXXX町 XXXXXXX市 XXXX県 ニュージーランド
xx xxxxxx xxxxxx, xxxxxxx, xxxxxxxxxxxx, xxxxxxxx, New Zealand
控訴人(原告) ウェイン マイケル ダグラス
(Wayne Michael Douglas)
訴訟代理人弁護士

 

東京都XXXXXX X丁目 X番 X号 XXXXXXXXX X,X階
  Sクリニックのこと
被控訴人(被告)
訴訟代理人弁護士

 

千葉県XXXXX X目 X番 XX号
被控訴人(被告)
訴訟代理人弁護士
KM
 

 

主文

 

  1. 本件控訴をいずれも棄却する。
  2. 控訴費用は,控訴人の負担とする。

 


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事実及び理由

 

第1 控訴の趣旨

  1. 原判決を取り消す。
  2. 被控訴人らは,控訴人に対し,各自,3092万8848円並びにうち2535万0650円に対する平成18年3月25日から平成20年9月25日まで及び3092万8848円に対する平成20年9月26日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
  3. 訴訟費用は,第1,2審とも,被控訴人らの負担とする。
  4. 仮執行宣言

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第2 事案の概要

2.1.0     (実案の概要、損害賠償請求額など)

2.2.0     (実案の概要)

2.3.0     当事者の当審における主張

2.3.1     控訴人(の主張)

2.3.2     被控訴人X(の主張)

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第3 当裁判所の判断

3.1.0     (高等裁判所の判断)

3.2.1     (高等裁判所の判断)

3.2.2     (高等裁判所の判断)

3.2.3     (高等裁判所の判断)

3.2.4     (高等裁判所の判断)

第3を読む


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第3の3 結論

よって,原判決は相当であり,本件控訴はいずれも理由がないから,これを棄却することとし,主文のとおり判決する。


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裏 面

東京高等裁判所第9民事部

 

裁判長裁判官

下田 文男

裁判官

字田川 基

 

裁判官足立哲は転補につき署名押印できない。

 

裁判長裁判官

下田 文男

 
 

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裁きは公正ですか?

  • 高等裁判所の判決における決定的な矛盾は、私がDSM-IV-TR の診断基準に適合する薬物依存であったという事実を除外していない点にあります。DSM-IV-TRは世界的にも認められている診断基準です。このDSM-IV-TR基準が、本訴訟全体の基礎になっていました。
  • 裁判官は「耐性」(基準1)と離脱症状(基準2)の2つだけにしか見解を示しませんでした。しかも、その見解はDSM-IV-TRの診断基準に基づくものではありませんでした。基準を満たしていた残る3基準については、裁判所は全く判断しないままになっています。

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日本語訳について

このサイトの主要言語は英語です。裁判で使用された日本語の原文を除き、日本語はすべて翻訳となっています。

その翻訳は私自身を含む複数の人によって手がけられました。従って、品質やスタイルなどに違いが見られます。

私の母国語は日本語ではありませんので何卒ご理解いただきたくお願い致します。その結果として、日本語が不自然に響く箇所があるかと思いますが、どうぞご了承ください。

ジョン・マースデン

「もし何かの薬を飲み続け、それが長い長い災難をもたらし、あなたからアイデンティティをまさに奪い去ろうとしているのなら、その薬はベンゾジアゼピンに違いない。」

ジョン・マースデン医師
ロンドン大学精神医学研究所
2007年11月1日

フィリップ・ウーラス

「我々の社会において、ベンゾは他の何よりも、苦痛を増し、より不幸にし、より多くの損害をもたらす。」

フィリップ・ウーラス下院議員
英国下院副議長
オールダムクロニクルOldham Chronicle (2004年2月12日)

ヴァーノン・コールマン

「ベンゾジアゼピン系薬剤はおそらく、これまでで最も中毒性の高い薬物であろう。これらの薬を大量に処方してきた途方もなく大勢の熱狂的な医師達が、世界最大の薬物中毒問題を引き起こしてきたのだ。」

ヴァーノン・コールマン医師

薬という神話 (1992)

デイヴィッド・ブランケット

ブランケット下院議員、ベンゾジアゼピンについて語る。

「これは国家的スキャンダルである!」

デイヴィッド・ブランケット(英国下院議員)
1994年2月24日

ジェレミー・ローランス

「薬があれば、製薬会社はそれを使える病気を見つける。」

ジェレミー・ローランス (ジャーナリスト)
インディペンデント紙 (2002年4月17日)

マーシャ・エンジェル

「製薬会社に対して、彼らの製造する薬について公正な評価を期待することは、ビール会社にアルコール依存に関する教えを期待するのと同じようなものである。」

マーシャ・エンジェル医師
医学専門誌"New England Journal of Medicine"元編集長

マルコム・レイダー

「ベンゾジアゼピンから離脱させることは、ヘロインから離脱させるよりも困難である。」

マルコム・レイダー教授
ロンドン大学精神医学研究所
BBC Radio 4, Face The Facts
1999年3月16日

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