当サイトについて
重 要
- 当サイトは、医原性ベンゾジアゼピン薬物依存症(中毒)の注意喚起、また、医療訴訟の問題について知っていただくために、個人的に作成したものです。
- 当サイトには報復的な目的は一切ありません。また、プライバシー保護のため、当サイトに掲載される公的資料からは、被告人またはその他関係者の名前は削除されています。
- 当サイトには私以外に関係する個人や団体は無く、また、特定の組織や社会運動を代表するものでも一切ありません。
- 当サイトは、医療的あるいは法的な助言を目的としたものではありません(免責条項参照)。
当サイトの目的は、処方薬ベンゾジアゼピンの危険性について注意を喚起することです。状況がそろえば、世界中の誰でも被害にあう可能性があります。
また、訴訟に関するいくつかの問題について注意を喚起する目的もあります。その目的の為に、私のケースが一例として役に立てばと裁判資料を掲載しました。
当サイトでは、私が経験したベンゾジアゼピン処方薬依存症の話や、世界的に有名な専門家の見解およびその他の参考資料を紹介しています。
処方薬中毒の領域には、専門家の間でさえも議論や異論のある点が多くあります。従って、当サイトの内容は、いかなる考えや見解を強要することを意図して書かれたものではありません。それよりも、ひとつの参考として役に立ち、皆さんに考えてもらい、更なる調査の実施が奨励されることを目的としています。
訴訟を考えている方には、「裁判」と「フィードバック」が参考になるかもしれません。
また、アシュトン・マニュアル(英・日)をHTMLとPDFの両方で紹介します。
当サイトは、主に4つのセクションに分かれています。
- ベンゾジアゼピン系薬剤のセクション
- 裁判のセクション
- 参考資料のセクション
- 私のストーリー
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一 般
- 「ベンゾジアゼピン系薬剤のセクション」では、日本で処方されているベンゾジアゼピン系薬剤および類似薬剤(商品名など)、各力価、また参考なる関連情報(ご存知でしたか?)を紹介します。
- 中毒性をご覧になると、この薬剤は如何に依存しやすいかご理解できるでしょう。
- 「離脱について」では、離脱の各ステージや離脱症状などをご覧できます。
- 「永続的障害」では、文献からの引用や不可逆的障害についての専門家による意見を提示しています。
- 「どうしたら良いのか?」では、ベンゾをやめたい方のために、アシュトン教授によるアドバイスを紹介しています。
- 「社会全体に与える影響」では、この系統薬剤が全社会にどれだけの影響を及ばしているのかをより明確にします。
- 「責任は誰にある?」では、この系統薬剤による(薬害)大流行の原因をより明確にします。
- 「改善への提言」では、この社会問題をどのように改善すればいいか説明されています。
- 「損害賠償訴訟」では、医療訴訟(とりわけ、向精神薬による薬害の裁判)の難しさや問題点を紹介します。
- ニュースでは、世界のベンゾ関連記事を読むことができます。
活 動
チェックポイント
- あなたの処方薬が、ベンゾジアゼピン系薬剤あるいはその類似薬剤の可能性はないですか?
- ベンゾジアゼピンにはどれほどの中毒性があるのでしょうか?
- あなた自身やあなたの知り合いが依存症(中毒)になってはいませんか?
- 依存症(中毒)になっている場合はどうしたら良いのでしょうか?
- あなたの主治医はベンゾジアゼピンについて十分な知識はありますか?
- 適切なインフォームド・コンセントはありましたか?
- 服用中に起こり得る依存形成について適切な経過観察はありましたか?
- 薬局で貰う薬の説明書の内容は信用できるのでしょうか?
- How does the (legal) benzo problem compare to cases of illegal drug use?
- ベンゾジアゼピンを飲んだことがない人にも影響を及ぼします。それはどんな影響でしょうか?
- これらの問題の責任は誰にあるのでしょうか?
- 状況を改善するためには何がなされる必要があるのでしょうか?
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- 「裁判のセクション」では、医学報告書、陳述書(原告および証人)、判決文(高等裁判所および最高裁判所)を読むことが出来ます。これらの資料を読めば、私のような訴訟で取り上げられる問題や争点がどのようなものかが参考になるかもしれません。
- 医学報告書をこのセクションで公開していますが、フィードバックのページでも、その報告書が裁判の中でどのような目的を果たそうとしていたかについて少し解説しています。また、報告書を読めば、その内容が、いかに公的な証拠(日本とニュージーランドのカルテ情報が中心)と信用できる世界的な専門家の見解(文献など)に基づいていたかが、お分かりになるかと思います。
- DSM-TV-TRに示されている薬物依存(物質依存)の診断基準が私の裁判でどのように適用されたかについてもその医学報告書に書かれています。私の裁判では、争点を明確にするためにDSM-TV-TRの薬物依存診断基準が使われました。
- 「誤訳について」で、医学報告書にある誤訳(翻訳会社のミス)を訂正しています。
- それらの誤訳について解説を加えているので、誤訳が裁判に影響を与えた可能性があったかどうかご判断いただけるかもしれません。また、ここは外国語や翻訳に興味のある人にとって面白いかもしれません。
- 陳述書(原告および証人作成)には、裁判所から示された争点だけでなく、治療の経過と共に、いかに中毒状態に陥っていったかについて、またその中毒が私に与えた影響についても記録されています。
- 判決文(東京高等裁判所と最高裁判所)を英訳版と共に公開しています。また、医学報告書や公的な証拠(カルテ等)に基づいて、判決が明らかに不当(特に高裁判決)であることを明確にするために、詳しい解説も加えました。
- 上告理由書(最高裁判所に提出したもの)では、高裁判決にみられる多くの不当性を明らかにしています。
- 「本件(私の裁判)の問題点」では、本件で争点となった誤診に関する主な問題について、裁判の当事者間に起こりがちな意見の食い違いや誤解と、それに対する専門家による反証を加えながら提示しています。
- 「損失額、損害額に関する公的な記録」は、裁判所に提出した損害賠償請求書や領収書など公的な資料に基づいて、私の裁判において発生した実際の損失額、損害額を公開しています。
- 「裁きは公正ですか?」では、高裁判決にみられる多くの不当性を更に明らかにしています。
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- 「参考資料」のセクション」では、読者にとって役に立つ可能性のある、次のような様々な資料を提供します。
- アシュトンマニュアル(日・英): 世界的な専門家、ヘザー・アシュトン教授によって書かれた、ベンゾジアゼピン系薬剤と安全な離脱法についての解説書。
- 国際麻薬統制委員会2010年報告書: ベンゾジアゼピンを初めとした様々な薬剤の消費レベルが国別に示されています。ベンゾジアゼピンについては32頁から。
- DSM-IV-TR 薬物依存(物質依存)診断基準: 私の裁判では、争点を明確にするためにこの診断基準が使われました。(注:DSMをめぐっては議論があり、医師は彼らにとって有利になるようにこの診断基準を使うこともあり得ます。私の裁判でも弁護士と十分に協議しました。)
- 参考文献: benzo.org.uk には専門家が執筆した広範囲に及ぶベンゾジアゼピン関連の文献が公開されています。
- 裁判資料: 裁判のセクションで紹介した中毒治療科報告書では、私の裁判で採用されたDSM-IV-TRに書かれた薬物依存診断基準の適用実例を示しています。また、その他の資料も読めば、私のケースのような訴訟で取り上げられる問題や争点がどのようなものかが参考になるかもしれません。
- フィードバック: 裁判でうまくいったこと、こうすれば良かったこと(準備、実行、戦略etc)。また、裁判中、ストレスや時間の管理および私が直面した試練と、それを乗り越えようとチャレンジした話について紹介します。
- ドキュメンタリー動画:興味を持っていただけそうなベンゾジアゼピン関連のニュース動画をいくつか紹介しています。
- 動画: 興味を持っていただけそうなベンゾジアゼピン関連の動画を色々と紹介しています。
- お勧めの本: 興味を持っていただけそうなベンゾジアゼピン関連の本を紹介しています。
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- 「私のストーリーのセクション」では、読者の皆さんに、私自身についてよく知ってもらい、医師によって引き起こされたベンゾジアゼピン中毒(依存)や損害賠償請求訴訟について、皆さんが、それらの真実をより深く洞察できるようにするため設けました。
- 「自己紹介」で、簡単なプロフィールを紹介しています。
- 「私の中毒(依存症)」では、インフォームド・コンセントが無かったため自身に何が起きているのか知ることのないまま、異国の地で、いかにして中毒に耐えなければいけなかったのかについて書いています。
- 「経験した離脱」では、服薬中、減薬中、断薬時、そしてその後の数年間(several years)、いかにして禁断症状を耐え抜かなければならなかったのかについて書きました。(私は耐性の形成により、“服薬中”から禁断症状が出現し、その禁断症状は断薬後“何年も”持続しました。)
- 「回復」では、私がどれほど回復に努力したかについて紹介しています。ほとんど歩けなかった人間が、ジムで180キロのスクワットが出来るまでに回復したのです。
- 「私の闘い」では、ニュージーランドと日本を行き来した激しい闘いについて書いています。私は異国の地で、母国語と異なる日本語で、世界的に有名な医師と彼の病院、そして弁護団、また彼らの背後にいたに違いないネットワーク全体を相手にして、この裁判を闘いました。
- 「寄せられたメッセージ」では、裁判の終了後に、知人が親切にも寄せてくれた励ましのメッセージをいくつか公開しています。
- 「感謝の気持ち」では、私を支えてくれた人たちに向けて、私から感謝の思いを伝えています。
- 「伝えたいこと」では、ベンゾジアゼピンに関する問題について、より注意喚起を促進させるために、私の考えを示しました。
活 動
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ベンゾジアゼピン薬害訴訟について、当サイトのように2ヶ国語で詳しく公開された例は、おそらくこれまでないでしょう。もし、裁判の前に、このような情報に接する機会が私にあったなら、裁判のために費やす時間や労力がかなり減ったことに間違いはありません。
裁判官の「信頼性のある証拠に基づいた主張しか認めない」という指示に従って、私が裁判所に提出した資料は全て証拠に基づいたものばかりです。もちろん、当サイトで示した資料についても言えることです。(私の主張には、どの段階においても、証拠のないものは一切含まれていません。)
当サイトに含まれる資料は、10年以上におよぶ苦痛、苦労、犠牲を通して作成されたものです。当初は、自身のストーリーをインターネット上で共有することには、プライベートな情報を公開することになるため抵抗がありました。しかしながら、社会の役に立つことが出来るなら、その方が重要だと考えるようになったのです。
今回、当サイトを通じて、私は長年におよぶ絶え間ない努力によって作り上げてきた様々な資料を日本語と英語で提供することになりました。皆さんには、中毒(依存症)や訴訟に関して理解をより深めていただき、当サイトが、健康、生活、家族を守るきっかけになることを希望しています。
管理人: ウェイン・ダグラス
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ウェイン・ダグラス氏は、このBenzo Case Japan というウェブサイトを作成するにあたり、他者の利益とするため彼自身の苦難を公開するという勇気のある人です。彼の目的は、向精神薬、とりわけベンゾジアゼピンのような安定剤の有害作用について、医師や一般市民に向けて注意をより強く喚起することです。
日英両言語で読むことが出来る、この上手く構成されたウェブサイトでは、ウェインが日本で生活していた時、いかにして抗不安薬(ベンゾジアゼピン系安定剤)が大量かつ長期間に渡って過った処方がなされていたかについて語られています。結果として、彼は薬物中毒となり、激しい心身の症状が引き起こされることになりました。
医師たちが無知であるため、この薬がもたらす影響について情報を得るためには、ウェインは孤独な作業を強いられました。そして、薬についてより深く知った彼は、勇気をもってこの薬からの離脱をやり遂げます。その後、彼は世界中の情報を更に詳しく調べ、この問題に関する“専門知識”をより深めることになりました。
このウェブサイトには、ベンゾジアゼピン系薬剤について包括的な情報が詰め込まれています。またここでは、いかにウェインが医原性の苦しみに耐え抜いたのか、そして、いかに東京高裁で敗れることになる裁判に備えたのか、また、薬物依存の苦悩と同時に、あの3.11の大災害を経験した彼が、いかに福島の住人として苦しみ、そして、他の多くの住民と同じように、いかにその後の劣悪な生活環境を凌いだのかについて語られています。そのストーリーは、人としての視点、またウェインのプライベートな視点から語られたもので、心魅かれる物語になっています。
全ての医師と国民の皆さん、特にベンゾジアゼピンや他の向精神薬を処方されている方は、このウェブサイトを見るべきです。そして皆が、ウェインがこの問題に捧げてきた14年におよぶ作業と献身的な努力から得るものがあることでしょう。
ヘザー・アシュトン教授(英国、ニューカッスル・アポン・タイン大学名誉教授、臨床精神薬理学)
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このサイトの主要言語は英語です。
その翻訳は私自身を含む複数の人によって手がけられました。
私の母国語は日本語ではありませんので何卒ご理解いただきたくお
このサイトの一部はまだ日本語に翻訳されていない部分があります
世界のベンゾ関連ニュースについてご興味のある方は次のボタンをクリックしてください。
When do you suppose my condition was at its worst?
- When I was experiencing moderate levels of work related stress?
- When I was working a high pressure job and involved in a rigorous court battle in another country and language against a world famous doctor, the hospital, and the teams of lawyers and entire networks that no doubt sat behind them?
The answer is A.
Why?
Because at the time of situation (B) above, I wasn’t being mislead by a doctor feeding me a cocktail of highly addictive prescription drugs.
Instead I was employing the use of practical (non-drug) stress management techniques learnt in New Zealand before I returned to proceed with litigation in Japan.
Same principles applied to coping with the affects of the 3-11 disaster...
I was warned about experiencing an inevitable down upon conclusion of my court case; much the same as what Olympians experience at the end of the games. I thought I’d be fine because I had my job and my hobbies.
However, when the time came I found myself dealing with it alone, jobless, penniless, and at one point homeless following the 3/11 disaster.
This has been an incredible challenge in itself, but as stated above, I was able to see this through without the need for drugs from misleading doctors.
A doctor that took the time to listen…
Whilst residing in state housing in Nagano, as an evacuee from Fukushima, I consulted a local ENT about ear pain from overuse of earplugs.
As we got talking he learned of my situation with regards to being displaced by the 3/11 disaster and Fukushima nuclear accident.
As a result, he also learned that I was under some stress.
However, instead of labeling me with some fancy diagnostic term and prescribing me drugs, he sat down and we discussed possible solutions as to how to I might be able to relocate, get my job back, etc.
He did this after his surgery had closed over a cup of tea – what a great doctor and what a great guy!
A lot of people were surprised that I did not bear a grudge against the prescribing doctor, but I felt anyone can make mistakes.
What got me though, was the fact he showed no remorse even after the evidence had been made clear.